自習室が熱い!中3生の「質問力」が教室の雰囲気を変えています!

こんにちは!個別指導塾Aim(エイム)代表の大原です!
今日のブログの画像、なぜ「トランプ」なのか気になりますよね?
「まさか塾でトランプ大会?」
いえいえ、違います!
実はこれ、Aimの自習室における「超重要アイテム」なんです!
Aimでは、生徒一人ひとりにトランプを1枚ずつ配っています。
勉強していて「あ、これわかんない…」と思った時、みんなの前で「先生!」と手を挙げたり、
わざわざ席を立って先生のところへ行くのって、ちょっと恥ずかしかったり、勇気がいったりしますよね。
特に、集中している静かな空間だと、なおさらですよね。
そこで登場するのがこのトランプです!
ルールは簡単。
「質問があるときは、机の上のトランプを表にする!」。
ただそれだけ!
これなら、周りの目を気にせずに気軽に「ヘルプ!」のサインが出せます。
「手挙げるの恥ずかしいし、質問するのまた今度でいいや…」となるのを防ぐことができます!
最近、このトランプが裏返る頻度がものすごく増えていて良い感じです。
自習監督をしている私としては、あっちこっちでトランプがひっくり返るのを見て、嬉しい悲鳴を上げています!(笑)
特に質問が増えているのが、やはり中学3年生たちですね!
先日の日曜日には、入試前最後となる模試が行われました。
その結果や手応えを受けてか、生徒たちの目の色が明らかに変わってきました。
今までは基礎的な質問も多かったのが、ここ最近は、 「実際の入試過去問」 「模試の応用問題」 といった、より実戦的でハイレベルな質問が急増しています。
「先生、グラフは描けたんですけど、ここからどうやって答え出せばいいんですか?」
「この選択肢、本文に書かれている内容と合っていると思ったんですけど、なんで違うんですか?」
そんな鋭い質問が飛んでくるたびに、「おっ、本気になってきたな!」と頼もしく感じます^^
受験生としての自覚と焦り、そして「解けるようになりたい」という執念が伝わってきて、本当に良い雰囲気です。
現在、自習室の担当は主に私、大原が務めています。
英語、数学、理科、社会、国語、どの教科の質問でもドンと来い!の全教科対応スタイルで待ち構えています^^
質問対応で私が一番意識していることは
「解き方や答えをただ教える」
だけで終わらせないということです。
例えば数学の難問で、 「ここに補助線を引けば解けるよ」 と教えるのは簡単です。
でも、それは意味がありません。
「問題文に〇〇と書いてあるから」、「この図形は〇〇の単元の内容のことを問われているから」、「だから補助線は必然的にここに引くことになるんだ」、ということを論理的に伝えなければ、再現性がありません。
そして、生徒からすると「センスってことね」と、諦めの気持ちが出てしまいます。
だから私は、 「感覚でやっているように見える部分を言語化」することを意識して実況中継するようにしています。
「まず問題文のこの条件、どこかで見たことがある気がしない?」
「グラフの形がこうだから、○年生で習ったあの式を使うのかもって疑うと良いよね!」
「選択肢を見る前に、ある程度答えになる言葉を浮かべてみると…どんな言葉が入りそう?」
というように、正解に至るまでの「思考のプロセス(考え方)」を言語化して伝えるようにしています。
そうすることで、生徒が次に新しい問題に出会った時、「あ、あの時先生はこう考えてたな」と、自分で突破口を見つけられるようになれると思うからです。
嬉しいことに、3年生が積極的にトランプを使って質問攻めにしてくれるおかげで、1年生や2年生も質問しやすくなっているんです!
「先輩があんなに質問してるんだから、僕も聞いていいんだ」とまで言葉で言ってくれる生徒はいませんが(笑)、
なんとなく聞きやすい雰囲気になっているのかなと想像します。
静かだけど、活気がある。
わからないことを放置せず、その場で解決しようとする姿勢。
これぞ、まさにAimが目指す「自立学習」の姿ですね!
正直に言いますと、現在Aimは満席御礼の状態に伴い、自習室専門の講師を潤沢に配置できるほど人手が余っているわけではありません。
講師不足により、なかなか質問対応をスムーズにできないのが心苦しいところではあります。
だからこそ、私が誰よりも動きます!
生徒たちの「わかりたい!」という熱意がある限り、僕も全速力で質問対応に走り回ります!
トランプが表になっているのが目に入ったら、即座に駆けつけますよ!
受験本番までの残り期間が少なくなってきました。
生徒たちのラストスパートの勢いが増してきていて良い感じですね!
僕も生徒の体力と気迫に負けないよう、並走していきます!
質問がある子は、遠慮なくトランプを表にしてね!
今日も熱い熱い自習室で待ってます(σ・∀・)σ